①日々の食事を安心しておいしく食べられる。
②食べ過ぎて苦しくなるようなことがあってたとしても「吐かなくちゃ」ではなく「明日ちょっと控えよう」といった発想ができる。
③体型への過度のとらわれがなくなる。
ということです。
「体型への過度のとらわれ」について、どう考えますか。
それはあなたの人生を縛る鎖です。
体型という、人間性や内面的な価値とは無関係の、表層のことに過度にとらわれて、がんじがらめになって、自由を失った状況にいるということです。
けれども、その鎖は、実は自分で断ち切ることができます。
なぜ瘦せていたいのか、ノートに書き出してみてください。
洋服がきれいに着られるから、だとしてそれがなぜ必要なのか、
身が軽いとスムーズに動ける気がして気分がいいから、だとしてそれがなぜ必要なのか。
どんどん掘り下げて書いていきましょう。
痩せているということによって、自分が望んでいるのは、どういうことなのか。
そして5年後、10年後、どんな人生を送っていたいか、どんな願いを叶えていたいかもノートに書き出してみてください。
いろいろ考えて、いろいろわかって、ノートもつけてみたけれども、その直後に過食用の食べ物を買いに行ってしまうかもしれません。
今日もやってしまった、これだけ頭ではわかっているのに、と、よけいに悲しくなるかもしれません。
それでも、やってみてほしいのです。
摂食障害は、治るところまで成長したら治ります。鎖はほどけます。
こういうことをしてみるのもその一歩なのです。